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長時間労働や過重労働の過労が原因による自殺が社会問題となっていますが、労働時間に関して適正な運用をしていなかった場合、会社経営者はもちろんのこと、直属の上司(=管理職)も、刑事罰の対象となります。「法律の規制も管理責任についても知らなかった」ではすまされません。また、管理職になれば、セクハラ、パワハラ等のハラスメントの防止を心がけ、部下がメンタル不調に陥っていないか注意し、さらには、会社不祥事が起きないようにコンプライアンス(法令遵守)を部下にも徹底させなければいけません。一方で、問題社員となった部下への対応も管理職の責任です。このように、管理職は仕事上のリーダーシップ発揮は当然のこととして、さまざまな労務管理を適正に遂行しなければならない責任を負っています。本書は、管理職なら必ず知っておかなければならない労働法のルールから、具体的な労務管理のしかたまでを図解入りでやさしく解説。管理職になったら、まずいちばん最初に読んでおきたい必携本です!