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「ABA」とは、行動を引き出す科学的なアプローチである「応用行動分析学」のことで、日本では発達障害などの子どもへの療法等で活用するケースがほとんどですが、アメリカではコカ・コーラ社やボーイング社、3M社など多くの企業が活用し、企業向けのABAコンサルティング会社も数多く存在します。そして「ABAマネジメント」とは、ABAを使って人に望ましい行動を促進させ、自主的に取り組むことを定着させるマネジメント手法をいいます(日本行動分析学会に所属する著者が商標登録済み)。社員や部下のマネジメントに悩む経営者や上司はたくさんいますが、日本における人材マネジメントの主流は、個人のヤル気の上げ方、意識改革の起こし方など、「目に見えない」ものを何とかしようとするもので、その結果、結局は何も改善されないのが実態です。 いま、「働き方改革」が求められる日本の企業では、アメリカのABAの手法を使ったマネジメントへの関心が高まり、次世代マネジメント手法として取り入れる企業が増えています。本書は、そのニーズをいち早くとらえ、どんなやり方で、どんな効果を上げることができるのかを実践的・具体的に指南する本です!