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海抜0m から標高8848m まで――。北極、南極、エベレストをはじめとする世界の高峰、北海道・知床・樺太/サハリン、沖縄から南太平洋・ポリネシアの島々……この星のあらゆる場所を旅し、見つめてきた写真家・石川直樹。「彼のように世界を見た者は、他に誰もいなかった」人類学や民俗学などの観点を持ちながら、自然風景のみならず、その土地に暮らす人々の息遣いまでを写しとろうとする写真は、この星=地球と向き合うわたしたちを、これまでとは異なる視座へ運びます。ここではない場所にある自分とは異なる人の営みに想いを馳せる。石川直樹のまなざしを通じて世界を見ると、この星のうえに無数にある光のあたる場所、それぞれの命がもつ世界の中心点が見えてくる。いま、この星の新たな地図が浮かびあがる――。 ※写真の異なるカバーをまいた2商品の発売となりますが、本体の内容は同一です。