出版社コメント情報
入院の長期化、在宅医療、耐性菌問題などに伴い、医療関連感染(=院内感染)が大きな問題となっている、ヒトの医療現場。一方、来院する動物間の感染症に加え、ヒトと動物の共通感染症も考慮する必要があるなど、ヒト医療より幅広い衛生概念が求められるはずの動物病院では、「消毒」や「衛生管理」について、各病院のモラルと判断に委ねられ、医療機関としての基準やマニュアルはまとめられていない。 本書では、医療関連感染の基礎を解説したうえで、実際の動物病院で必要とされる消毒および滅菌について、図、写真、イラストを多用し、ただちに実効が上がるようわかりやすく解説した。 動物病院の消毒・衛生管理についてまとめた、小動物臨床現場に必携の書! ▼臨床獣医師はもちろん、動物看護師、動物病院スタッフ、大学、専門学校、ペットホテル、ペットショップ、繁殖施設関係者ほか、動物関連施設ですぐに使える、わかりやすい1 冊。 ▼毎日の診療に使う消毒液の希釈計算がきちんと理解できる!! ▼パルボウイルスなど注意すべき感染症の予防について学べる!! ▼動物病院での消毒・滅菌がよくわかる! ▼豊富な図やイラストでわかりやすい!