出版社コメント情報
Depressionは社会的にも多くの関心を集め,研究会や討議の場で取り上げられることが多い疾患ですが,Bipolar Disorderについてはそのような機会が乏しいといえます。しかし最近の疫学調査では,Bipolar Disorderの罹患者がかなり多いという結果も出ています。本書は、Bipolar Disorderの薬物療法を通じて,臨床医や研究者が討議し医療の向上の進展を目指して設立された「Bipolar Disorder研究会」の講演をまとめたもので、12の一般講演とバルプロ酸の臨床応用についての特別講演を収載しています。