出版社コメント情報
最悪期を脱し緩やかながら回復の足取りを見せていた日本経済にも、先行きに対する下振れリスクが、高まりつつあります。前の麻生内閣の置き土産でもある景気対策の効果も持続的には乏しく、長くても今年度一杯まででほぼ出尽くしとなりそうです。2009年後半以降、内外需の見通しは安定感を欠いており、消費の本格回復へのシナリオがみえない状況です。;;2010年度の日本経済の見通しについては、外需は堅調だが投資と消費は失速し景気の低迷が続く、というのが主流のシナリオとなっております。先行き不安から企業の設備投資は更に抑制され