出版社コメント情報
臨床医が最も苦手とする神経症候について、まず救急や当直で診ることが多い「麻痺」や「しびれ」の患者に対するアプローチやマネジメントのポイントを徹底的にわかり易く解説します。そしてメジャーな症候ではないものの神経症候を考えるにあたって押さえておきたい「起立・歩行困難」では、“検査ありき”の診断ではなく、まず患者をよく見ることの重要性、観察のポイントをクリアカットにまとめました。最後に総集編として神経学的診察の採り方を学びます。ただ専門医に送るだけでなく、身体所見から可能な神経診察を身につけると、より深く、鋭く、診断に迫ることができます。 第13回「麻痺」 第14回「しびれ」 第15回「起立・歩行困難」 第16回「神経学的診察」