出版社コメント情報
第5巻では日常的に多く見られる呼吸器疾患の対処法を学習していきます。過去シリーズで学習した疼痛疾患、神経疾患と併せて習得することで救急室や当直で遭遇する殆どの疾患に対処できるようになるでしょう。「咽頭痛」は感染症と関連が深いため、治療における抗菌薬投与の判断ポイントや処方例についてクリアカットに解説します。「咳・痰」も上気道の感染症が大半ですが、中には喘息や肺炎など時に生命に関わる重篤な疾患もあり、適切な鑑別診断は臨床医の腕の見せどころです。「喀血」については似て非なる症候である「吐血」と「血痰」との違いを明解に解説し、救急で役立つヒントを一挙に公開します。「呼吸困難」では生理学の基礎から挿管の適応、緊急処置後になすべき検査などを解説します。 第17回「咽頭痛」 第18回「咳・痰」 第19回「喀血」 第20回「呼吸困難」