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マイルス・デイヴィス ビッチェズ・ブリュー

マイルス・デイヴィス ビッチェズ・ブリュー

商品コード:X1009784905158387

  • 著者ジョージ・グレラ・ジュニア/著 川嶋文丸/訳
  • 出版社名スモール出版
  • ページ数215P 19cm
  • ISBN978-4-905158-38-7

販売価格1,980円(税込)

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革新的な名盤の成立過程、セッションの状況、楽曲の詳細を検証。発売当時、賛否両論を巻き起こした、世紀の問題作の謎を解明する。1970年にリリースされた『ビッチェズ・ブリュー』は、ジャズとロックの歴史におけるもっとも驚嘆すべきアルバムとして、いまもなお輝きを放っている。マイルスはその2つの領域を融合し、完全に革新的で無限に自由な音楽を作り出した。西洋音楽のきわめて先鋭的な側面と深遠なグルーヴが結びついたこのアルバムは、ジャズとロックの両方に「ノー」を突きつけ、音楽の創造に関するまったく新しいコンセプトを提示した。1969年、クールの帝王マイルス・デイヴィスは、若手ミュージシャンの躍進によって時代に取り残されそうになっていた。だが彼は何人かの重要な新鋭ミュージシャンを手中に収めていた。アメリカそのものがあちこちで破綻しかかっており、ロック・ミュージックはあらゆる方面に拡散していた。独特のグルーヴと雰囲気に包まれた『イン・ア・サイレント・ウェイ』を吹き込んだあと、のちに“ロスト・クインテット”と呼ばれる、ウェイン・ショーター、チック・コリア、デイヴ・ホランド、ジャック・ディジョネットからなる熱気に満ちた新しいバンドを率いてツアーを終えたマイルスは、これらのメンバーとともに、恐るべき才能をもつギタリスト、ジョン・マクラフリンや、オーストリア出身のソウルフルなキーボード奏者ジョー・ザヴィヌルなどを引き連れてスタジオに入った。必要不可欠のプロデューサー、テオ・マセロが見守るなか、テープが回され、マイルスはアイデアの水門を開け放った。そこには再成形された闇の魔王がいた。まったく新しい方法でジャズとロックに取り組んだ彼は、いつまでも生命力と奥深さを失わない『ビッチェズ・ブリュー』を生み出した。