出版社コメント情報
この絵本には、お話もなければ、時計の針を回すようなしかけもありません。美しく描かれた、時刻から広がる様々なイメージとともに、“時間”というものが持つ豊かな情景や意味、そうしたものまで伝える、類のない1冊です。【午前4時】はまだ暗いうちから仕込みを始めるお豆腐屋さん。【午後11時】は星明かりの下を急ぐトラック。時間のイメージを表すイラストと共に、大きな振子時計も描かれています。時計の読み方を暗記するのではなく時間をイメージでとらえながら、時計にも興味が向いていく…。とても詩的な時計の絵本です。お母さん、お父さんとページをめくりながら色々なストーリーをつけて読んでいくのも楽しいです。