出版社コメント情報
美しく独創的な音と絵で、日本の童謡の世界を表現した『童謡画集』。古くても、新鮮。まだ知られていない童謡の真の魅力を耳と目の両方で、じっくりと味わうことができます。日本の知育絵本の草分け的絵本作家・戸田幸四郎、クラシック界の人気ピアニスト・小原孝、実力派ソプラノ・川島由美。絵とピアノと歌声、3人のプロフェッショナルが、心血を注いで生まれたこの作品。曲の持つ世界観を独自の解釈で斬新感覚で描き下ろした絵、これまでの解釈にとらわれることなく表現した独自のピアノアレンジ、真っ正面から向き合った美しい歌声は、ユーモアや情念、悲哀などさまざまな世界を写し出し、単なる郷愁ではない新しく奥深い童謡の素晴らしさを伝えています。古いから良いのではなく、良いものはいつの時代も良い。小さな子どもたちには難しい言葉使いもありますが、美しい日本語の響きは大人になっても心に生き続けるものです。世代を超えて楽しめる贅沢な作品です。【収録曲】ふるさと・鯉のぼり・七つの子・おぼろ月夜・赤とんぼ・早春賦・この道・故郷の空・リンゴの唄・遠き山に日は落ちて