出版社コメント情報
【内容】;;●近年,頸部痛の発生頻度は腰痛に肩を並べるほどになり,21世紀に入る頃から頸部痛による経済的あるいは社会的負担は増加の傾向を辿っている。頸部痛が起こる要因はさまざまで,職場の技術が進歩したために基本的な業務内容が変化したことや,全世界規模で自動車が激増している実態,情報テクノロジーやコンピューターの急激な発展に伴い,何時間も同じ姿勢で椅子に座る時間が長くなったことなどが考えられる。;●頸部痛は,確固とした科学の一専門分野として,現在急速に発展している。1980~1990年代には,単に腰痛の専門