出版社コメント情報
<内容紹介> 杉山博久先生は、神奈川県小田原市にあって長らく小田原考古学研究会会報を主宰されてこられた。杉山先生は昨年古稀を迎えられ、そのお祝いとして小田原考古学会報に執筆した仲間を中心として献呈した論集である。杉山先生の研究地域である神奈川県域から発信する論考10篇(地域の考古学)と、杉山先生の研究分野である日本考古学史をテーマとする論考4篇(学史の考古学)と、考古学と民俗学の接点を求める論考2篇により構成される。いずれも第一線で活躍する研究者による力作である。そのほか友人、知人による思い出の記と、本人による「『小田原考古学研究会会報』刊行の頃~多くの学友に支えられて~」を加えることができた。