商品紹介 デガス・アバンシアは、2007年にホルヘ・オルドネスとボデガス・ゴデヴァルが立ち上げた共同事業で、スペイン北西部のガリシア州オーレンセ地方、オ・バルコ・デ・バルデオラス地区の山岳地帯に位置しています。変性粘板岩と石英が混じる土壌を持つ総面積25ヘクタールの畑を有し、畑面積のおよそ半分の区画で栽培される土着品種のゴデーリョから白ワインを、残りの半分で栽培されるメンシアから赤ワインを醸造しています。 19世紀のフィロキセラの蔓延による被害を受け、フィロキセラに強いアメリカの台木を用いることを余儀なくされましたが、1980年代初頭にゴデーリョやメンシアなどの土着品種の栽培が復活すると共に、バルデオラスならではの果実味に溢れる上質なワインが再び作られるようになりました。ホルヘ・オルドネスは、1990年代にゴデーリョから作るワインを初めてアメリカへ伝えたパイオニア的存在であり、自らの手でゴデーリョを作りたいという想いから、 ボデガス・アバンシアの事業を立ち上げました。 アバンシアの畑は、年間降水量が1000mmにも及ぶ雨の多い地域ですが、シル川流域一帯に見られる微気候の影響で、豊富な日射量を確保することが出来、隣接する山々が大西洋から受ける気候の影響を和らげ、極端な気候変化やストレスにさらされることなく、ブドウ栽培に適した生育環境を享受しています。 2013年キュヴェ・モステイロは、1950~1970年に植樹された古樹から採れたメンシアを2年物のフレンチオークで12ヶ月熟成させて瓶詰している。濃いルビー・パープルの色調を湛え、カベルネ・フランにも似たブルーベリー、ラズベリー、森の湿った土、樹脂の香りで満ちた松林のアロマが感じられる。複雑で旨味のあるミディアムボディの赤。3~5年は素晴らしい味わいが続く。 原材料・成分 ブドウ入数:1本,原産国:スペイン,D.Oバルデオラス 古樹の味わい