★ ミネルヴァのフクロウ
ミネルヴァのフクロウは、ローマ神話の女神ミネルウァ(ミネルヴァ、ミネルバ)が従えているフクロウであり、知恵の象徴とされます。
「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ」
その言葉はヘーゲルの「法の哲学」の序文の末尾にある言葉です。中央公論社の「世界の名著」シリーズの「ヘーゲル」に出ています。その意味するところはヘーゲルにいわせると以下のとおりです。
「哲学はもともと、いつも来方が遅すぎるのである。哲学は…現実がその形成過程を完了して、おのれを仕上げたあとで初めて、哲学は時間のなかに現れる」
「存在するところのものを概念において把握するのが哲学の課題である。…個人にかんしていえば、誰でももともとその時代の息子であるが、哲学もまた、その時代を思想のうちにとらえたものである」
ミネルバの梟、つまり哲学は、時代が終わってから夕暮れ時に、つまり黄昏に飛び立つ、つまり哲学として形成します。哲学者は預言者ではありませんから、未来のことは分かりません。それを論じることも出来ません。哲学は、今あるか、過ぎ去った時代精神を、後から概念に取りまとめ、それを人に目に見える形で示すことしかできません。
また、様々な解釈があります。
「哲学でできるのは、過去の評論であって
未来の、予測は不可能。
未来は、無謀で勇気のある人が作る。哲学者は未来を作れない。
(テレビの評論家の無責任さ)
情報のすべて(99%)は今生きているここにある。
実行しないと解るわけない。」
蛇足:
迫り来る黄昏に飛び立つミネルヴァの梟は昼間にあった全てのことを見ることができます。未来がわかりませんが、過去のコードを解析し、現在を真剣に生きれば、未来にある潜在的なリスクが避けられ、見知らぬ所にあるチャンスをギュッと掴めるかもしれません。 今のところ、Firesaraのフクロウ持ち方を装着していきますと、鉛筆持ち方の過去、現在、そして、雲のむこうにある未来もだんだんわかってくるのでしょう。
★注意事項
・3歳以下の子供に向いてません。
・子供の取扱いには特に細心の注意を払くようお願いいたします。のみこまないようご注意ください。
・高温、高湿度環境に置かないようお願いいたします。
・火元や化学薬剤のある場所から離れて置いてください。
・本来の目的以外に使用しないでください。
・破棄する際は、お住まいの地方自治体の区分に従って処理してください。
※改良のため予告なく一部仕様を修正する場合があります。また、ディスプレイにより実際の商品の色と異なる場合がございます。
JANコード | 6.08066E+11 |