1871年設立のシャトー・モーカイユは100年以上続く歴史あるシャトーです。「モーカイユ」とはフランス語で「質のあまり優れない小石」という意味で、中世の時代に砂利の混じったこの地域の土壌が穀物畑には適さないと考えられ、農民たちによってつけられたあだ名です。しかし、後々になりワインを醸造する葡萄に最適な土壌であることが分かり、徐々に国内外でも高い評価を得るようになりました。当時馬や牛に引かせた車での輸送から鉄道の輸送へと変わる歴史的背景を考え、ムーリ駅の近くへと貯蔵庫を移動したことをきっかけに、更にヨーロッパ中で広くシャトー・モーカイユは親しまれるようになります。広大な敷地にそびえるシャトーは全て切石で建設され、ワインにとって最良の状態を保てるよう、扉の一枚一枚から通路まで細心の注意が払われています。更に、1,800L分の樽と30万本のボトルが収容出来る発酵室も備えつけています。ムーリ地区で最も秀逸なワインを造るシャトーの1つと言われています。産地：フランス　ボルドー　ムーリス,品種：　カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ24%，カベルネ・フラン16%,タイプ：赤　フルボディ,ロバート・パーカー氏からは「メドック格付け4級に値する」、「最良のお値打ちワインの代表的存在・・・このシャトーに批判すべきところはほとんどない」などの高い評価を受けるシャトーです!