内容紹介 画像診断ではわからない非特異的腰痛の原因を,再現性の高い徒手検査で鑑別する! 骨盤と脊柱は,不良姿勢や反復荷重によって,容易に機能的非対称となり,蓄積されると非特異的腰痛を引き起こします。 しかし,非対称には生来的なものもあり,そのタイプや原因を正確に見極めることが重要となります。 本書は,膨大な論文を読み解き,整理し,豊富な臨床経験をもとに構築した最新の治療戦略を示します。 症状に応じた鑑別や手技の選択など,確かな治療手技を身につけることができる1冊です。 目次 第1章 骨盤と脊柱は,そもそも構造的に非対称なのか? 第2章 機能的非対称の原因とその影響 第3章 なぜ,正中化するのか? 第4章 機能的非対称をどうやって見分けるのか? 手技をどう使い分けるのか? 第5章 症状に応じた骨盤・脊柱の正中化手技 第6章 ケーススタディ 第7章 下肢長差に関するシステマティックレビュー 出版社からのコメント 好評書『非特異的腰痛の運動療法』の姉妹本がついに発行となりました! 前作では,運動療法について具体的に解説しましたが,本書はその一歩前の段階である評価と治療戦略が中心です。 2冊セットで,腰痛治療に自信がもてます。 著者について 熊本県出身,熊本リハビリテーション学院卒,理学療法士 成尾整形外科,札幌円山整形外科病院,天生堂医院,姫野病院を経て, 2013年より日本臨床徒手医学協会代表理事を務める。
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