【前処理のやり方】①「タネに傷をつけてから蒔く」タネの表皮にに傷を付ける。へその部分を傷つけないように注意して下さい。ヘソ以外の所であれば、どの箇所に傷をつけても差し支えありません。爪切りのヤスリの部分を利用すると比較的簡単に安全に傷をつけることが出来ます。茶褐色の表面皮が削り取られ、白い部分が見られるようになれば十分です。削りすぎに注意して下さい。②「水に一晩漬ける」小皿にキッチンペーパー、（なければ普通のティッシュを4つ折り）を置いて、紙の表面がちょっと隠れる程度に水を入れます。削り込みを済ませた朝顔の種を、削った部分が水につかるように置き、一晩吸水させる。【種まき】種をまく前に土に人さし指を入れて、深さ1~1.5cm位穴をあけます。タネを入れて(丸く膨らんだ方が上)、土をかけたら手のひらで土の上を軽くたたき鎮圧させます。水を十分かけます。以降は、土の表面が白く乾いたら水をさっとやる程度で水やりをします。【温度】発芽温度は20~30度です（25℃以上が望ましいとされます）。高い温度で短期間に発芽させるのがコツです。低い温度で、発芽までの期間が長くかかってしまうと、タネが腐敗してしまって発芽しません。【発芽】条件が全て揃えば、１週間程度で発芽します。家庭で楽しむための朝顔です。(品評会、競技用ではありません),採種個体の特徴：巨大輪咲き、黄蝉葉、花色は海老茶、日輪抜け,‘団十郎’は希少な茶花の人気品種。その名は市川團十郎が歌舞伎十八番でまとう素襖（すおう）の色にちなみます。,変異の無いよう採種には万全を期しておりますが、朝顔の性質上、異なる性質のものが出る場合があります。（蝉葉が出ない個体がまれにあります）,発芽促進は施してありません。必ず前処理を行ってから種まきしてください。朝顔は、前処理を行わないと、１本も芽は出ません！
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