日本では観葉植物として人気ですが、現地では30mを超すほどの高木になります。 涼し気な明るいグリーンの葉と華奢な樹形が人気です。 同じマメ科のネムノキと同じく、夜になると葉を閉じて眠ります。 これを就眠(睡眠)運動と言います。 この就眠運動は、夜間に葉から水分が蒸発していくのを防ぐ為だと言われています。 春から夏に薄黄緑色の小さな花を咲かせます。 花もネムノキの花を小さくしたような、直径2~3㎝程度の花です。 花後には赤いサヤの中に黒い種子の入った実を付けます。 これがアカサヤネムノキという和名の由来です。 学名:Cojoba arborea var. angustifolia タイプ:アオイ科コヨバ属常緑高木 原生地:東南アジア・南アメリカ 耐寒性:弱い 耐暑性:強い 耐陰性:普通,■日当たり・置き場所 日当たりを好みます。 ある程度の耐陰性はありますが、日照不足は枯れてしまう原因になります。 日当たりの良い窓辺で管理しましょう。 夏の気温が高い間はバルコニーなどでの管理も可能です。 その場合、いきなり室内から屋外へ出すと葉焼け等のダメージの原因になります。 徐々に外に出す時間を増やして慣らすようにしてください。,■温度 低温にそこまで強いという訳ではないので、霜に当たらない様に気をつけましょう。 ベランダ等で育てらているエバーフレッシュは、外の気温が肌寒くなったぐらいから室内に取り込んで下さい。 気温が低くなると生長が緩慢になります。 ■用土 水はけ良く保水性の高い土壌を好みます。 市販の観葉植物用培養土で問題なく育ちます。,■水やり 気温が低くなると休眠するので季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要があります。 ・気温が高いとき 主に春~秋の生長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。 ・気温が低いとき 気温が低くなってくると生長が緩慢になってきます。 そのため、水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らします。 具体的には、土の表面が完全に乾燥してから2~3日後に水やりをしてください。 乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げることができます。 水やりの回数を減らして葉が落ちてきたりする場合は、水やりの回数を増やすなど調整してください。 ■葉水 葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどでするようにしましょう。 葉にホコリが積もりやすいので、葉水のときに濡らしたティッシュペーパーか、ハンディモップを使って拭いて下さい。,■肥料 生長期に肥料を施すとよいでしょう。緩効性の置き肥がお手軽です。 液肥を与える場合は、適度な濃度に希釈して与えてください。 冬場の生長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので、春~秋の生長期に与えるようにします。 ■病害虫 風通しが悪いとカイガラムシが発生することがありますので注意しましょう。
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