大きな葉と根茎が魅力的な観葉植物です。 最大で60cm程度の大きな葉を展開させます。 耐寒性も弱くはなく、温暖な地域であれば屋外越冬ができるため観葉植物の中でも育てやすい品種です。,学名:Alocasia odora タイプ:サトイモ科アロカシア属 原産地:中国・台湾・東南アジア・インド・日本,【育て方・管理方法】 ■日当たり・置き場所 ・屋外 暖かい季節はできるだけ屋外の日当たりの良い場所で育てるようにします。 午前中直射日光の当たる場所か寒冷紗などで遮光をした風通しの良い場所に置きましょう。 葉焼けをするようであれば遮光率を高くします。 ・室内 室内で育てる時は直射日光の入る窓辺など明るく風通しの良い場所に置きます。 育てているうちに徒長をしてくるようであれば屋外栽培に切り替えましょう。 エアコンの風などが直接当たってしまうと枯れてしまうことがあるため、エアコンの風が当たらない風通しと日当たりの良い場所に置きましょう。,■水やり 土の表面が乾燥したら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと水やりをするようにします。 気温、湿度ともに高い時期は腰水で管理してもよいです。 腰水で管理する場合は風通しの良い場所に置いて蒸れないように気を付けましょう。 気温が低い冬など、生長が止まったら水やりを控え、一週間に1~2回程度水やりをするようにしましょう。 また、葉水を定期的に行うことでハダニなどの発生を予防することができます。 葉水をする時は葉裏にもしっかりと水をかけましょう。 ■温度 温暖な地域であれば屋外越冬が可能ですが、基本的に冬越しは暖かい室内で行った方がよいでしょう。,■用土 水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。 市販の観葉植物用の土がおすすめです。 ■肥料 冬場の生長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性がありますので、春~秋の生長期に与えるようにします。 クワズイモに肥料を施す場合は適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。 有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。 ■病害虫 クワズイモはハダニ、アブラムシ、カイガラムシ、に注意しましょう。 特に屋外では害虫の被害に遭いやすいのでよく観察することが大切です。 暖かくなりはじめた春頃と夏の終わりに薬剤を散布すると病害虫の被害が少なくなります。
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