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レビュー
テレビアニメのオープニングをポリゴンキャラで完全再現しているあたり、「ただものではない」感がびんびん伝わってきた。プレイしたら予感的中。ゲーム中は人形劇のような、味のある動きをするポリゴンキャラたちが登場。荒廃した世紀末を舞台に、勧善懲悪のドラマを繰り広げていくのだ。硬派な原作から見ればミスマッチな感じだが、そこに声優陣の名演技が加わると妙な味わいがでてくるから不思議だ。ストーリー自体はアニメ版を踏襲した作りになっているので、自分もそうだったけど、物語をうろ覚えの人ほど当時の記憶が呼び覚まされて、そのままエンディングまでプレイしてしまうはず。
ゲームは、ストーリーが語られるドラマパートがあって、その合間に戦闘シーンが挿入されるという流れ。この戦闘がACTなんだけど、ハッキリいって簡単すぎ。ザコ敵はキックとパンチを繰り出していけば倒せてしまう。でも、「リアルタイムあべしシステム」という、7つの秘孔をコマンド入力して、敵の死に様を楽しむ(!?)システムが盛り込まれているので、メリハリはあるし、難しいよりはいいでしょう。
とまあ、ここまで本編の話をしてきたけど、なんとこのゲーム、クリア後にこそお楽しみ要素があったのだ。その名も「世紀末シアター」。本編のゲームを進めていくと出現するモードで、ドラマシーンのセリフを自由に入れ替えるといった荒ワザが可能になる。この機能を使えば、任意のシーンを自由に編集できるので、例えばザコ敵にケンシロウのセリフをしゃべらせたり、逆にケンシロウに悪党のセリフを吐かせることが可能。最初はそのおもしろさがわからなかったが、ほかの人が作ったシーンを見て大笑い! ケンシロウが「人を殺したあとは小便がしたくなる」なんてセリフをしゃべるシーンも作れる。どう考えてもこんな遊び方をするために用意されたモードだよね? アイデア次第でシリアスな場面も爆笑シーンに変えることができるという、1本で2倍楽しめる作品なのだ。
(電撃王2001年1月号)
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