商品紹介
世界が「HERO」を待っていた!2007年邦画ナンバーワンのメガヒット作品!
製作:亀山千広 企画:大多 亮 統括プロデュース:石原 隆
脚本:福田 靖 音楽:服部隆之 監督:鈴木雅之
木村拓哉 松たか子
大塚寧々 阿部 寛 勝村政信 小日向文世 八嶋智人 角野卓造 児玉 清
森田一義 / 中井貴一 / イ・ビョンホン
国仲涼子 綾瀬はるか / 香川照之 岸部一徳
松本幸四郎
2007年度作品/カラー/130分/片面2層/シネスコサイズ
音声)1.ドルビーデジタル5.1chサラウンド 2.dts 5.1chサラウンド
字幕)1.劇場公開オリジナル字幕(韓国語部分のみ) 2.日本語字幕 3.英語字幕
映像特典)特報/予告編/テレビCM集/キャスト・スタッフプロフィールほか(静止画)
Amazonより
東京地検・城西支部に6年ぶりに戻った検事の久利生公平。そんな彼が担当することになったのは容疑者が罪を認めた傷害致死事件の裁判。ところが初公判で容疑者はあっさりと無罪を主張。容疑者の弁護士で刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣に、次第に久利生も追い詰められていく。が、やがて久利生は、この事件が大物代議士・花岡練三郎の贈収賄事件に関連していると知り…。
木村拓哉扮する型破りな検事の久利生の闘いを描いたエンターテインメント・ドラマだ が、さすが全話視聴率30%越えした超人気ドラマの映画版だけあって、物語は面白い。涙あり笑いありの痛快作にキッチリと仕上がっている。個性豊かなキャラクターに扮した役者陣の演技も素晴らしい。しかし映画として観るとどうかと問われると「うーむ」と口ごもらずにはいられない。せっかくシネスコで撮影しているにも関わらず、なにやら画面はスカスカしているし、『それでもボクはやってない』公開後に作られたのにあまりにもあり得ないような裁判シーンが登場する。ドラマチックさを優先させたい気持ちはわかるが、せっかくストーリーや役者が良いのだからリアルな面はリアルにカッチリやってほしいもの。しかもテレビシリーズを観てない人にはかなり説明不足なシーンも多いのだ。つまりTVドラマのスペシャル版として観るのであれば最高だけど、映画的な魅力は今ひとつ欠けてしまうのだ。これで面白くなければ激怒して終わりなのだが、ヘタに面白いものだから歯がゆい。でもTVシリーズを観てきた人には絶対にオススメしたい1本だ。(横森文)
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