映画「男はつらいよ」40周年を記念して、「男はつらいよ」オリジナルテレビ版がついに初DVD化。
寅さんの原点がここにある。 昭和43年より全26回にわたって放送されたテレビドラマ「男はつらいよ」。奇跡的にマスターテープの残っていた初回と最終回を完全収録。途中24話も残されていた写真で再現する。また映画化以前、企画の誕生から成立まで、柴又が舞台に決まるまでの秘話、テーマソングの由来、衣装が決まるまでの話等が、当時を知るスタッフにより明かされる。「男はつらいよ」の原点がここにある。 <ストーリー>第一話
車寅次郎(渥美清)は、家出して以来、約18年ぶりに故郷柴又に帰ってくる。そこで、おいちゃん(森川信)、おばちゃん(杉山とく子)、そしてたった1人血の繋がった妹さくら(長山藍子)と感動の再会を果たす。しかし、久々の再会を喜ぶ寅次郎とは裏腹に、お調子者の兄に戸惑うさくら。結局酒の入った寅次郎を捲し立て、家を追い出してしまう。翌日、家に帰ってくるが、家族に別れの言葉を告げて再び旅出つ寅次郎。その足で幼い頃の恩師・坪内散歩(東野英治郎)を訪ね、坪内の娘で幼馴染みの冬子(佐藤オリエ)に恋をしてしまうのであった。
最終話
冬子(佐藤オリエ)に恋人がいることを知り、死んだ坪内先生の墓に話しかける寅次郎(渥美清)。旅立つ決心をしてこう言う。「先生、男はつらいよ。」そのまま誰にも告げずにそっととら屋を後にする。
3ヶ月後、さくら(長山藍子)とおばちゃん(杉山とく子)がさくらの家で寅次郎の噂をしていると、寅次郎の種違いの弟・雄二郎(佐藤蛾次郎)が神妙な面持ちで訪ねてきた。雄二郎は2人に、寅次郎と一緒にハブ獲りに奄美大島へ行ったことを話しはじめる。
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