[第6回沖縄国際映画祭「Peace部門」出品作品]
ぴあ初日満足度ランキング 第3位 (11/4更新・ぴあ調べ)
かつて風の様に時代を駆け抜けた若き漫才師がいた。彼の名前は河本栄得。
彼にとって"お笑い"とは何だったのか?
彼にとって"漫才"とは何だったのか?
彼にとって"相方 高山"とはどのような存在だったのか?
25年の短くも熱い人生を生き抜いた、伝説の漫才師の壮絶なる実話である。
高校時代の同級生である相方の高山知浩と共にNSC(吉本総合芸能学院)の門を叩き、7期生として雨上がり決死隊、
トゥナイトのなるみ、矢部美幸(ナインティナインの矢部浩之の兄)と机を並べる。
卒業後はコンビ名を「ベイブルース」と改め、上方お笑い大賞最優秀新人賞やABCお笑い新人グランプリなどの新人賞を次々と獲得。
当時の若手有望株の筆頭に躍り出た。
歌手としてCDリリースも決まり、ベイブルースは将来を嘱望される漫才コンビとなっていった。
漫才に対する姿勢は同期の中でも群を抜く厳しさで、寝る間を惜しんでネタ作りと漫才の練習に打ち込む日々。
ボケとツッコミのタイミングも徹底的にこだわり続け、コンピューター並みの正確さを追求。
自分のボケに対して期待通りのツッコミをしなかったと、相方の高山を怒鳴りつける事も多かった。
人は河本の事を"天才"とも"悪童"とも評し、畏敬の念を以て彼と彼らの活躍に目を見張った。
しかし、今、彼の姿はない。
何もかもが絶好調だった1994年秋、河本はテレビのロケ中に体調不良を訴え、入院。
それからわずか2週間の10月31日、劇症肝炎による脳出血の為、25年と364日の生涯を閉じた。
その短い人生の幕を閉じた彼の生き様は激しさと優しさに溢れ、今だ芸人たちの心に生き続けている。
【特典映像】(101分収録)
・メイキング 泣き虫監督の奮闘記!
・舞台挨拶映像集(第6回沖縄国際映画祭/京都国際映画祭/初日舞台挨拶/公開二日目舞台挨拶)
・芸人仲間からのメッセージ集(FUJIWARA/千原ジュニア/星田英利/桂三度/ほんこん)
・予告編
・ベイブルース復活!漫才 1991/6/1放送「お笑いネットワーク」(読売テレビ)より
・永久保存版!河本栄得&高山トモヒロ ― ベイブルース本人映像がDVDで蘇る!
・主題歌「声のしるし」ミュージックビデオ 高山トモヒロ監督が映画のロケ地でミュージックビデオを撮りおろし!
【出演】
波岡一喜; 趙珉和; 小川菜摘; 安田美沙子; 柳憂怜; 申相祐; 山口馬木也; 仁科貴; iLHWA; かつみ;
梶原雄太(キングコング); 遠藤章造(ココリコ); 宮迫博之(雨上がり決死隊); オール巨人(オール阪神・巨人); 石田えり
【監督】
高山トモヒロ
(C)2015「ベイブルース~25歳と364日~」製作委員会
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