【解説】
ムービー(映画)×ステージ(演劇)の挑戦的な融合【ムビ×ステ】の第3弾。ミステリー時代劇となる本作は、記憶を無くした男が、己は何者なのか、なぜ命を狙われるのか、この強さはなんのためなのか――1人の男をめぐる奇想時代劇ノワール。
<収録作品>
Disc1:映画「漆黒天 ‐終の語り‐」
Disc2:舞台「漆黒天 ‐始の語り‐」
【映画ストーリー】
「この町で……俺を見たことはないか?」ぼろを纏った男(荒木宏文)が江戸の町に現れた。
男はなりゆきから喜多(小宮有紗)というコソ泥女を助ける。喜多は「助けてくれた」お礼にと、記憶を失くした男に<名無し>の名を与えて、狂言作者の玄馬(唐橋充)、ごろつきの邑麻兄弟(松田凌・長妻怜央)らを巻き込みその素性の手がかりを求めはじめる。
現状で名無しについてわかっている事実は、どうやら自分は謎の剣客たちに命を狙われている、ということ。
しかもその度に圧倒的な剣技で返り討ちにしてきたらしい。なぜ自分がこれほどまでに強いのかも思い出せない。
だが、町で悪事の限りを尽くしてきたという<日陰党>の名を聞いた時、記憶の中にただひとつ残る<愛する者の死に際>が思い出される。
同じ頃、与力である玖良間士道(鈴木裕樹)や皿月壬午(小澤雄太)はある計画を実行に移そうとしていた。
愛する者の死の記憶、尋常ならざる剣の腕、その命をつけ狙う謎の刺客たち
……どうやらこの男には、何かある。
【舞台ストーリー】
俺がその夢を恐れたのは、それが夢には思えなかったからだ――
戦乱が終わり、徳川による治世が始まったばかりの江戸。
新しい時代に「人を活かす剣」の在り方を求める宇内道場の師範・宇内陽之介(荒木宏文)は、
家族や門下生らと共に心穏やかな日々を送っていた。
ある日、陽之介の心友であり別の道場を営む嘉田蔵近(梅津瑞樹)の出稽古の相手をしているところに、
邑麻二郎太(松田凌)と三郎太(長妻怜央)という兄弟がある理由をもって弟子入り志願にやってくる。
時同じくして、巷では破落戸集団である「日陰党」が江戸の町を騒がせており、
町人たちはその悪行を「日陰事変」と呼んで恐れていた。
日陰党の悪評が陽之介の耳にも届く頃、与力である玖良間士道(鈴木裕樹)より
町道場の師範たちに招集がかかる。
それは日陰党討伐隊への誘いであった。
映画『漆黒天 -終の語り-』で描かれた“名無し”の前日譚(始の語り)。
【映画キャスト】
荒木宏文
小宮有紗 松田凌 長妻怜央(7ORDER)
橋本祥平 松本寛也 / 小島藤子
梅津瑞樹 小澤雄太 鈴木裕樹
唐橋充 / 宇梶剛士
【舞台キャスト】
荒木宏文
?松田凌 長妻怜央(7ORDER) 梅津瑞樹 / 小島藤子
?橋本祥平 松本寛也 加藤大悟 安田桃太郎
?小澤雄太 鈴木裕樹
?
【映画スタッフ】
脚本:末満健一
監督・アクション監督:坂本浩一
音楽:和田俊輔
【舞台スタッフ】
作・演出:末満健一
音楽:和田俊輔
【映画公開日】2022年6月公開
【舞台公演日】2022年8月~9月公演
【スペック】
●映像特典
disc1
◆予告
◆PR集
disc2
◆予告
BSTD20676/COLOR/本編225分/disc1:1層disc2:2層/disc1:リニアPCM(5.1ch)disc2:リニアPCM(ステレオ)/disc1:16:9【1080p Hi-Def】 disc2:16:9【1080i Hi-Def】/2作品収録
【発売元】東映ビデオ株式会社 【販売元】東映株式会社通常版Blu-ray
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